魂を込めて線を引く、なぞれば線は死ぬ。

魂を込めて線を引く、なぞれば線は死ぬ。

線画を作るとき、昔は線をなぞっていけばいいのか!簡単やんけ!と思っていた。しかし、実際に線画を作って下書きレイヤーをオフにすると、妙に毛羽立ったような絵になったり、カクカクした線の絵だったりだったり、下書きのときの良さが全部死んだ絵だったり、黒歴史というか産業廃棄物が出来る。上手い人と何かが違うことはわかるけど、何が違うかわからず線画から逃げて厚塗りをやったりしてた時期もあった。

僕が線画を引けるようになったのは、わりと最近になってからだ。室井康雄さんの動画などをみたり、上手い人の実際の線画作業をみつつ、少しずつ理解のしっぽを捕まえていった。

線画はぱっと見では下書きで描いた絵の線をなぞる作業に見えるが、そうではなくもう一度絵を描きなおす作業だった。なぞればなぞるほど線は死んでいく。なぜなら線を追うことに必死で魂がこもってないからだ。

下書きレイヤーを目安にもう一度絵を描く。ときには下書きとは別のアイディアが浮かんだら追筆する。なぞらず手の行きたい方向に行かせるように引くことも大切。1つ1つの線に魂を込めて引くことで絵に魂がこもる。

と、言ってもよくわからんので技術的な意識ポイントをいくつか言語化してみる。

まずは線を引くとき、どこからどこまで一気に引くかを決めておく。イメージではひらがなや漢字の画数。最初のころロングストロークが引けなくて、線を追って短い線を繋いで線画を作ろうとしていた。このやりかたで主に死ぬのが髪の毛。

次に立体感を意識して線を引く。身体と服の重なり、服と服の重なり、髪と髪の重なりなど立体感を出すためには、立体の裏側から線を引くイメージ。表面上の下書きの線を追ってなぞると、重なりの部分の線が死ぬ。

最後は流れを意識するときは縮小する。線を追おう追おうとすると徐々に視野が狭くなり、拡大拡大とより細部が見えるようにとなりがちだが、線を引いたあと等倍に戻すと絶望感が待っている。拡大すればするほど一度のストロークで引ける距離が短くなる。そうすると徐々に流れが失われていく。髪や身体の流れを意識して引くときは、縮小して引くと良いときが多い。なぜなら短いストロークで長い線が引けるから。拡大表示は流れを決めたあとでディテールを描き込むときに使うと良い。

線画を何度も作って体感を伴って理解するしかない。どんだけ口で説明されて理解して気になっても、練習なしでは泳げもしないし、自転車を乗ることも出来ないように、線画も練習なしでは上達しない。逆に描けば描くほど悩みも増えるが、理解も広がっていって面白い。

そんなこんなで線画工程のキャラ線画が大体終わったでところで終了。

背景下書きと合わせるとこんな感じ。

次回は背景の線画だー!ちょっとずつ可愛くなったきたかな?

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というわけで明日もお絵かき(゜ω゜)

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明日もお絵かき(゜ω゜)

でっちょ 栃木県の田舎暮らし。 22歳8月、絵を描いてみたくてペンタブを買う。いろいろ最初は描くのが楽しかったが、独学で3年間描くも徐々に描きたいものが上手く描けないことに気が付き、描くことが苦しくなり挫折。 それから数年後。 2015年11月5日(木) にもう一度絵を描きたい!!と強く思い基礎の基礎から練習開始。 ヒトカク先生、ルーミス先生から基礎を学び、そして現在に至る。 趣味はお絵かき、数学、ギター、読書、料理、水泳、ダイエット、筋トレ。

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